日頃から受けるダメージから車を守り、経年による劣化からボディが持つ本来の輝きを取り戻しませんか?

ボディが受けているダメージ

走ることによって受ける車の塗装ダメージは大きく分けて3種類あります。

  1. 鉄粉・ピッチタールなどの人工物からのダメージ
  2. 紫外線・植物花粉や樹液・鳥の糞・酸性雨などの自然からうけるダメージ
  3. 洗車や、人や物が触れることでつく小さな傷

なかでも酸を含むダメージは厄介で、酸性の糞は塗装を酸化、塗装膜まで浸透し腐食してしまったり、酸性雨では水だけが蒸発して酸が残り、塗装を傷めてしまうことがあります。
また、ボディに付着した水滴がレンズの役割を果たし、太陽光を凝集して塗装を焼いてしまったり、水滴が蒸発する際に、ミネラルなどが残るとできる白い輪状の染みが、見た目に良くないのはもちろんですが、紫外線による化学変化によって塗装面を侵食する原因となる場合があります。

こうしたダメージから車を守り、経年と共にツヤを失ったボディに輝きを取り戻すことができるのが、コーティングです。なかでもガラスコーティングは、ガラスと同じ分子を化学結合させて定着させ、硬質で均一なコーティング面を形成し、ホディを保護します。

コーティングの効果を決定するもの

ただし、最高のコーティングを実現するには、『施工前のボディの状態』が鍵となります。沢山の小傷やウォータースポットを持った塗装はまず、ポリッシュ(磨き)をかけて平滑化していき、ボティが持つ本来の輝きを取り戻す作業をします。コーティングの効果と強度を決めるのは、被膜の硬さや厚みではなく、塗装面との密着度です。分子レベルで隙間なくコーティング膜を形成させ、長期間密着させることでその効果を発揮します。次に傷の付きにくさですが、それはコーティング被膜がどれだけ平らで滑らかかによって左右されます。故にこの下地作りの如何で、コーティング後の仕上がり具合が格段に違ってきます。

カービューティープロ プレミアムでは、ポリッシュをかける前に、まずディテールウォッシュを行います。普段の洗車では落ちきれない細かな汚れが蓄積したままポリッシュをかけてしまうと、それだけでボディを傷めてしまいます。モール・エンブレムなどに入り込んだ汚れや水垢、足回りに付着したピッチタールを筆やブラシを使用し徹底的に洗浄していきます。また、洗浄には不純物を除去した純水を使用しているため、塗装面をベストな状態に整えたうえで、塗装の現状のコンディションを正確に把握し、高い磨きの技術でボディが本来持っている光沢を復元し、完璧な下地処理を行います。
いわばディテールウォッシュとポリッシュこそコーティングの命です。

新車もダメージを受けている

さまざまなダメージを受けた経年車はもちろんですが、新車であっても水アカ、搬送・納車整備に発生する微細な擦り傷があるので、新車のうちにコーティングを施して塗装を保護しておくことでベストな状態が維持できます。また、コーティング後は日頃のお手入れが簡単で、メンテナンスシャンプー剤での洗車で美しさが持続します。

次にあらゆるコーティング剤についてご紹介をしたいと思いますが、その前にカーコーティングにおける「水の撥水性と親水性」について少しご説明します。

コーティングの「撥水性」と「親水性」

コーティングの種類で、「撥水性」「親水性」という言葉がでてきますが、いったいどういった状況のことなのか、簡単にご説明します。

〈撥水性〉

撥水性とは、水をはじく現象のことです。ボディに水分が付着すると丸い粒状になって流れ落ちていきます。撥水性が強くなればなるほど、ボディと水滴の接触角度が大きくなり(下図参照)、水滴の膨らみが大きくなります。

〈親水性〉

親水性とは、水に溶解しやすいかあるいは水に混ざりやすい性質を言います。つまり、塗装面に水が付着した際に水滴は大きく潰れて、平たく広がる状態になります。

一般的に、ボディと水滴の接触角度が大きいほど撥水性が高く、150度以上の角度を有する状態を超撥水と呼びます。一方接触角度が20度以下から親水状態としている傾向があり、10度以下を超親水と呼びます。因みに、自動車コーティングにおいては、150度クラスの超撥水状態は、汚れの付着・耐久性の観点から、ごく短期間しか維持できないので無意味になってしまうのが現状です。そのため、110度以上の対水接触角度を1か月以上維持できればそのコーティング剤は超撥水コーティングと捉えて差し支えないかと思います。

〈撥水性コーティング〉

コーティングされたボディが水に濡れると、コロコロとした水玉になってボティ上を転がっていきます。

メリット

  • 水滴になった水は重力や走行風で飛んでいきます。
  • コーティング表面の硬さも親水性に比べて硬い傾向にあるので、擦り傷に強くなります。

デメリット

  • ボディに付着した水滴がレンズの役割を果たし、太陽光を凝集して塗装を焼いてしまったり、水滴が蒸発する際にミネラルなどが残り、白い輪染みとなります。

〈親水性コーティング〉

球上になろうとする水の表面張力を、コーティングすることによって分散させ、大きな水玉をつくらないようにします。

メリット

  • 水が凝集しにくく、丸い玉状になりにくいため、汚れの密度がやや低くなったり、酸性雨が蒸発
しても高濃度の酸がスポット的に凝縮されにくい。ただし、ポリシラザンなどの完全無機ガラス
コーティングでは、無機質である水との親和性が強いので、水を原因とする汚れが固着しやすく
なります。

デメリット

  • 水滴をつくらず水をまとめるので、走行中に水滴を飛ばすことができません。
  • 雨や空気中の油分などで汚れが付いてくるうちに、撥水性を帯びてきて、理想的な親水性状態
というものを維持しづらくなります。

コーティングの防汚性能

コーティング被膜の水に対する特性で、ある程度の防汚性能が決定します。どういうことかというと、撥水性は水を退ける性質で、水溶性のものと親和しない性質を持っている一方、油と馴染みやすく油性の汚れの付着が目立つことがあります。ドアハンドルやドアミラー付近にみられる、雨の水が垂れた黒い筋の痕ですが、それは車に使用された薬剤が水滴と共に流れ出し、水滴の流れ道に油分が付着して、汚れが吸着してできた油汚れです。こういう場合、親水性のコーティングでは、水滴の通り道が分散しやすいので、油分を表面に浮かしたまま流してしまうことができます。

カービューティープロ プレミアムでは、お客様のお車の使用状況・保管環境・お好みをヒアリングし、最適なコーティング剤を判断してご提案いたします。

コーティング剤の種類

ひとえにコーティングと言ってもその種類はさまざまです。カービューティープロ プレミアムでは、「進化系ハイブリッドガラスコーティング」を最高クラスのコーティングとして位置づけ、その他お好みや環境に合わせて「ガラス系コーティング」「ポリマーコーティング」をそれぞれ数種類取り揃えております。

一般的にコーティングの種類は大まかには以下の3つに分けられますが、どれがいいのか悩まされるところですし、「〇〇が良い」「〇〇は悪い」とさまざまな情報もありますが、我々が重要だと感じているのは、「どのコーティング剤を選択するかは、車のコンディションと、車の使用状況・保管状況などをお客様とのヒアリングで決定されるべきもの」であり、「どんなに優れたコーティング剤であってもその効果は、施工者の技術と施工環境によって左右される」ということです。

油脂系コーティング

従来からあるワックスです。安価で手軽に施工できるのですが、耐久性に乏しく、雨に流されてしまうので、こまめなメンテナンスが必要です。また熱に弱いので、屋根に塗布したワックスが雨で流れて窓に油膜ができたりします。傷から守る効果はありませんので、塗装保護というよりは艶出し効果が主となります。

ポリマーコーティング(樹脂系コーティング)

高分子化合物であるフッ素やケイ素などが主成分となり、ボティの表面に被膜をつくるタイプのコーティング剤です。ワックスに比べると費用や手間はかかりますが、比較的安価に、そして短時間で施工できます。汚れから守ったり、耐久性はワックスより優れていますが、洗車によってコーティングは落ちていきます。傷から守る効果は弱く、紫外線で樹脂が劣化することで剥がれます。
比較的安価なコーティングは、この樹脂系コーティングであることが多いです。

ガラスコーティング

ガラス(ガラス系)コーティングもポリマーコーティングの一種ではあります。ポリマーとは複数のモノマー(単量体)が鎖状や網状に重合することによってできた化合物であるからです。
ポリマーコーティングとガラスコーティングで区別しているのは、被膜の高度や密着性が異なるために分類されています。
ガラス系コーティングの特徴は、高い透明性のある被膜でボティを守ります。そのため、耐紫外線・耐熱性・耐油性などが高く、ボティを汚れや傷から守る効果に優れています。被膜が強く密着するので、ポリマーよりも効果の持続期間も長くなりますし、ワックスやポリマーと比べると、ボディのツヤと光沢が得られます。日頃のメンテナンスはメンテナンスシャンプー剤での洗車や水洗い洗車で充分です。
因みに、ガラスコーティングとガラス系コーティングの区別ですが、ガラスコーティングは硬化しながら100%完全無機質のガラス状被膜を形成して、塗装表面と密着するコーティングのことです。

主成分は完全無機質のパーヒドロポリシラザンとなります。ポリシラザンはシラン化合物の一種で、活性水素基と化学結合するので、空気中の水分と反応してガラス状の被膜を形成します。ただ、ポリシラザンは反応性が急激で取り扱いが困難で、さらに有害な溶剤を必要とします。パーヒドロポリシラザンは高分子であるため、塗装表面の微細な凸凹に入り込んでいきませんし、無機ガラスコーティングは、有機物である塗装に対して密着力が弱いため、コーティング被膜として残存できる期間は短くなります。従って、塗装面を無機改質処理剤による下地処理が必要となり、それが完全無機質なガラス被膜かというと何とも言えません。また、ポリシラザンは被膜の硬度が高いのですが、そのため非常にもろく、膜厚を1マイクロメートル以下にしなければなりません。その1マイクロメートル以下の被膜に、細かな傷に耐え得る効果があるのかというと、疑問の残るところではあります。また、無機ガラス被膜を形成するので、表面は親水性となり、無機物の汚れである水が原因となる染みが固着しやすくなったり、そして空気中や雨水の中の油による有機汚れが付着すると、すぐに撥水化してしまします。

進化系ハイブリッドガラスコーティング

そこで、カービューティープロ プレミアムでは、ガラス系コーティングに加え、「進化系ハイブリッドガラスコーティング」を最上級クラスのコーティングとして用意しました。主成分のポリシラザンが塗装面に強力に定着するとともに強固な結合力で各素材をつなぎとめ、複合素材による被膜を形成します。シラン化合物との結合ではガラス被膜を、フッ素との結合では撥水被膜を形成するため、完全無機質のガラスコーティングのデメリットをクリアすることができます。

各種コーティングの比較表

  メリット デメリット
油脂系
(ワックス)
・安価
・手軽に施工可能
・傷から守る効果はない
・毎月のメンテナンスが必要
ポリマーコーティング
(樹脂系)
・ワックスより耐久性がある
・比較的安価
・短時間で施工可能
・傷から守る効果は弱い
・毎月のメンテナンスが必要
ガラス系コーティング ・耐久性、耐紫外線、耐熱性、防汚性能が高い
・傷から守る効果が見込まれる
・ボディのツヤと光沢が得られる
・洗車時間が短縮される
・施工料金が高い
・施工日数がかかる
完全無機質のガラスコーティング ・耐久性、耐紫外線、耐熱性、防汚性能が高い
・ボディの光沢が得られる(ツヤは弱い)
・洗車期間が短縮される
・施工料金が高い
・施工日数がかかる
・無機汚れ(水滴痕など)が固着しやすい
・有害な有機溶剤が必要で、アンモニアが発生する
・硬度は高いが膜厚は薄いので、傷から守る効果に疑問が残る
ハイブリッドガラスコーティング ・耐久性、耐紫外線、耐熱性、防汚性能が高い
・傷から守る効果が見込まれる
・鏡面光沢度が高い
・洗車時間が短縮される
・施工料金が高い
・施工日数がかかる

どのコーティングにも長所と短所があります。繰り返しになりますが、重要なのは「どのコーティング剤を選択するかは、車のコンディションと、車の使用状況・保管状況などをお客様とのヒアリングで決定されるべきもの」であり、「どんなに優れたコーティング剤であってもその効果は、施工者の技術と施工環境によって左右される」ということです。